グループディスカッションで見られる3つのポイントとは

グループディスカッション対策_グループディスカッションで見られるポイント

グループディスカッションでは見られるポイントというものが幾つか存在していますが、そのポイントは企業が何を重視しているかによっても違いますし、どういった判断基準を用いているかによっても違います。グループディスカッションの選考ではありませんが、外資系メーカーのユニリーバでは、会社とのマッチング度合だけを適正検査だけで判断し、採用するという戦略を取っている企業もあるほどです。

今回は、主観を踏まえ(選考のポイントの議論は人事でない限り主観を交えなければできない)で、選考のポイントについてご紹介致します。

グループディスカッションで見られるポイント

※注:これは重要なことですが、以下の議論は知識として知っているだけではあまり意味がありません。選考を受け、グループディスカッション練習をする中で落ちたポイントを反省する際に利用します。

見ているポイントは大きく分けて3つあると考えています。「論理力(地頭力)」と「キャラ力(感じの良さ)」および「ファシリテーション能力(メンバーの意思疎通を促進し、目標達成と問題解決を支援する能力)」の3つです。この3つの観点から考えれば、受かるポイントをすっきり説明できると思います。

論理力は頭の回転やアイディア力に相当し、キャラ力は人当たり、物腰、雰囲気作りに、そしてファシリテーション能力はいかに周りの反感を買わずに議論を前に進めることができるか?といったものに相当します。

論理力はアピールすべき特性、キャラ力はその表現法、ファシリテーション能力はそれ自体がアピールになることもあれば、同時に表現法でもあります。
(※注:上記は人によっては違う分類をする人もいるでしょうし、主観的な分け方で厳密性はないですが、企業によって何を重視しているかと考える際に有効だと思ったので形式上分類しました。)

たとえば年末まで外資を受けてきた人が商社のグループディスカッションで、今までのクセでガツガツと発言量を稼ぐと、落ちるというようなことが言われます。これは、キャラ力を重視したグループディスカッションなのに、論理力およびファシリテーション能力をアピールした結果と言う事もできます。

一般にファシリテーション能力を一種の表現法と捉えた場合、キャラ力とは(チームの中の役回り的に)相反するものになりがちとなります。だから、とても感じの良くキャラ力が高そうな人がファシリテーション能力を非常に重視する一部の外資系企業のグループディスカッションを受けた場合、たいていは「この企業は私には合わない」となります。筆者の友人でも何人かいました。「グループディスカッションで一緒にやったやつで、あんなやつが受かってるんやったら、むしろ一緒に働くんは俺からも願い下げやから受からんで良かったわ」と。

これもまた僕の主観ですが、一般に日系企業や営業・化粧品会社のグループディスカッションはキャラ力を、コンサルティングファームは論理力を、そして一部の外資系企業はファシリテーション能力を(3つの中ではもっとも)重視しているように思います。

キャラ力とファシリテーション能力は共にコミュニケーション系に属し、互いに近いものに思えますが、同じと思うとうまくいかない場合があり似て非なるもの(と思えばすっきりとグループディスカッションの系統を分類しやすい)です。キャラ力は人当たりの良さ、ファシリテーション能力はリーダーシップに属するものとでも言いますか・・・。コンサルに論理力が重要なのは言わずもがなです。

次は:グループディスカッションで建設的な議論をする方法(基本編)