グループディスカッションの最終チェックポイント『4Sチェック』

グループディスカッションの最終確認『4Sチェック』とは

コンサルティング系のグループディスカッションで結論が出た時、あなたはどうしていますか?おそらく特には何も考えず、他の案を模索してみたり他の発表をどうするかを考えたり、ということが多いのではないでしょうか?

経験上、おそらくほとんどの学生がそうしているのでそれでも別にいいんですが、グループディスカッション(特にコンサル系)で他の学生よりもさらに一歩有利にするために『4S CHECK(4エス チェック)』という施策の検討を行う術をお伝えします!

4Sチェックとは?

4Sチェックとは、本当にその戦略が合理性のあるものなのかを確認するための4つの最終確認項目です。

4Sチェックの中身は以下の通りです。

4Sチェック
  • Selective(選択と集中)
  •  Sufficient(目的を達成するのに十分か)
  •  Sustainable(持続性があるか)
  • Synchronized(目的・資源・戦略の一致)
参考 【高倍率GD完全攻略記④】グループディスカッションで使えるフレームワーク(枠組み)一覧東京GD練習会

この4つのSを使えるかどうかは選考を受ける企業のグループディスカッションにもよりますが、もし40分ないしは1時間のように長時間、時間を設けている企業であれば使う場面は必ずどこかであると思うので、頭の片隅にでも入れておいてもし使える場面がくれば伝家の宝刀のようにその戦略をズバッと切り捨ててる、あるいは合理性を確かなものにしてもらえればと思います。

では、各項目について簡単に解説していきます。

Selective〜選択支を用意できているか?〜

お題に対し、結論が出たからと言って、その戦略が正解とは限りません。戦略の策定は無数に存在します。そこで、それらの戦略に対しての比較を行います。そしてその比較に対し、現状分析(リソースや市場規模等)や制約条件と照らし合わせて選択します。他の選択支を潰せれば潰せるほど、その選択支の合理性は高くなります。

例えば…
子供にピーマンを食べさせる時、
肉巻くにするという案が出ていたとした。
これは好きなものと食べさせるとしたからである。
しかし、子供について分析していったところ、本当に好きなのは肉の中でもハンバーグであるということがわかった。
それなら肉巻とハンバーグの選択支ではハンバーグの方がいいと言える。

Sufficient〜本当にその戦略で目的を達成できるか〜

せっかく戦略を立てたのに、目的を達成できないのでは全く意味がありません。
・目的とずれていないか
・目的を達成するのに十分な戦略か
以上2点をしっかりと確認しましょう。

Sustainable〜長期的に見て使える戦略か?〜

戦略を考える際、もしコンサルであれば短期的に見て戦略を考えることはほとんどありません。最低でも2,3年の中長期での戦略になります。さらにはもっと長い期間で収益をあげなければ戦略を考える意味がありません。そのためにはその事業の競合優位性がなければなりません。提案する戦略は継続的に回すことができるかまで考えてください。

Synchronized〜目的・資源・戦略は一致しているか〜

その戦略は整合性がなければいけません。
例えば、「トヨタの社員にトヨタの車を乗らせる」という規則を設けたとします。これは、社員に自社の商品を好きになってもらいうことにより営業力を高めると言う意図で策定した戦略でした。結果的にトヨタの営業力は上がり売上は上がりましたが、社員に離職率が増加しました。理由は営業職ではない人たちは「車が好き」という理由でトヨタに就職していて普段は愛用している外車に乗っていたのに、その楽しみが奪われてしまったからです。
これは一つの例ですが、一見問題のなさそうな戦略でも、整合性が取れていない場合があるのです。就活の現場ではおそらくここまでは考察しなくても問題ないですが、最低でも目的・資源・戦略が一致しているかの確認はしておきましょう!

おわりに

以上が4Sチェックになります。おそらく言っていることはわかると思いますが、この技をいきなり実戦で使うとなると相当難しいでしょう。東京GD練習会では、ほぼ毎週グループディスカッションの練習を開催しているので、是非そちらも利用してみてください。

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